腰痛の原因で肥満は正解?運動不足が健康に及ぼす根本的デメリット

こんにちわ、理学療法士masaruです。今回は肥満が腰痛に関連する問題について書いてみました。

最近、運動していないから
「太ってきたな・・・」と
自分の体型と体重を見ながら
心の中で思っているあなた。

もしかしたらこんな悩みを抱えていないでしょうか?

  • 太ってきて腰に痛みを感じるようになった
  • 太ってきて腰に違和感を感じることが多くなった
  • 仕事で腰に負担がかかることが多いのに太ってきて腰が心配

もし、こんな症状が気になりだしたのであれば
これから先、読み進めていただくことで
解決できるかもしれません。

肥満の人って腰痛になりやすいのか??

腰痛がある方にとって肥満体質であることや
太ることは腰痛に対して悪い影響を及ぼすということが
よく言われていますね。

体重が重ければ腰への負担も大きくなるということはイメージしやすいと思います。しかしそれだけでなく、体重の増加に伴う姿勢の変化も、腰への負担を増加させる一因となります。

肥満傾向で大きくお腹が出ている方は、その分重心が前に移動します。そのため腰を反らし、前後の重心のバランスを取っていることが多いのです。ちょうどお腹の大きくなった妊婦さんのような状態です。腰を反らした姿勢は背骨への負担が大きく、体重自体の負担と相まって、肥満の方は腰痛になりやすいと言えるでしょう。

医療法人 全医会
あいちせぼね病院 理事長

日本整形外科学会専門医
医学博士 伊藤 不二夫先生

 

リハビリの見解からも
なぜ肥満体質や太ることが悪影響なのかを解説しますね。

今は少ないですが、芸人が
よく服の中に風船を入れられて
だんだん膨らませていく罰ゲームが
ありましたが、あのお腹が出たような姿勢だと
反り腰になってしまいます。

 

その時の腰の骨。(背骨の腰の部分を腰椎と言います)
腰椎が前方へ押されている状態になります。

イメージとしては
「常に腰の部分を誰かに後ろから押されているような感じ」です。

 

そして誰かに腰を押されている状態が続くと
前に倒れそうになりますよね。

そんな時、倒れないために
どうやってバランスを取ろうとするでしょうか?

 

ほとんどの人は腰背部(背中)の筋肉を使って
バランスをとるのですが、常に日頃から背中の
筋肉を使う姿勢になってしまうんですね。

絶えず背中は張った状態になるので腰痛がでやすい
身体になってしまいます。

様々な異常が出ることも

一般的に言われているのは
ここぐらいまでですが、もう少し掘り下げてみます。

 

どうしても痛みが出やすいのが筋肉ばかりなので
その部分にフォーカスされやすいですが
肥満や太ることは、実は「骨」にも影響を及ぼします。

 

肥満や太ることはお腹が出て、反り腰になると
先ほど書きましたが、反り腰というのは
普段はストレスや負担が掛からない骨の部分に
負荷がかかってしまうのです。

 

普段はストレスがかからないということは
言い換えれば
「負荷をかけてはいけない部分で支持している」
と言えます。

 

例えば・・・
4本脚の木材で出来た丸椅子があるとします。
図12

 

 

 

 

 

 

この椅子って座った時に4本脚それぞれに
重量が分散するようになっていますよね。

もし、1本の脚にヒビが入っているとどうでしょう?

たぶん他の3本の脚よりも支持する能力は低くなりますよね。
そしてヒビが入ることで、その1本脚は今まで1本全体で支えていたのに
折れにくい(ヒビが影響しない)部分で支えないと折れやすくなります。

 

負荷をかけてはいけない部分で支持=ヒビがある部分で支持
と解釈することができます。

 

太ってしまうと筋肉だけではなく
骨にも悪影響を与えることを理解しておかないと
いけませんね。

腰痛が関係する代表的な病気

腰痛と言っても早めの治療が必要なものもあります。もちろん安静にすべきものも。

腰椎椎間板ヘルニア
椎間板は、背骨を構成しているもののひとつで、衝撃を吸収するクッション材の役割をしている。椎間板の中央にはゼリー状の髄核があり、その部分が外に飛び出して神経を圧迫することにより椎間板ヘルニアの症状が起こる。腰痛の他に、お尻や太もも、足の痛み、しびれを感じて歩行が難しくなる場合もある。

腰部脊柱管狭窄症
背骨の脊髄神経が通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで、歩行時に足が痛みやしびれなどの症状が起こる。少し休むと楽になるが、また同じ症状が起こり、休んだり歩いたりを繰り返すようになる。重症になると排尿障害が起こることもある。加齢に伴う背骨の変形や椎間板の膨隆が原因であることも多い。

脊椎分離症・すべり症
腰椎を構成している椎弓の一部が切れて分離した状態が分離症。特に4番目、5番目の腰椎にみられやすく、構造的に不安定になると分離した部分より前にある椎骨が前に滑ることがあり、これをすべり症という。すべり症により神経が刺激されると、下肢にしびれや痛みなどの症状もみられることがある。分離症はスポーツをしている子供にみられることも多い。

変形性脊椎症
背骨は椎骨と呼ばれる骨が、24個積み重なっており、そのうちの下から5個までが腰椎。その間にはクッション材の役割のある椎間板がある。変形性脊椎症では、主に加齢に伴って、背骨の関節や椎骨に骨棘というトゲのような骨が増殖し、進行すると神経を刺激することもあり、下肢のしびれや痛みを起こすことがある。

腰椎椎間関節症
椎間関節に痛みが起こる病気。原因は腰椎を過剰に曲げたり反ったりすることで椎間関節を痛めた場合と、日常生活での悪い姿勢により椎間関節に負担がかかるために痛めてしまう場合がある。特に体重増加で腰椎が後ろに反っている人や普段の姿勢で腰が反っている人は椎間関節に負担がかかりやすく、腰痛の原因となりやすい。急性に椎間関節を捻って炎症を起こせば「ぎっくり腰」となる。

ここに書かれている腰痛は慢性化すると改善が難しくなるので、整形外科に早めに受診しましょう。

記事のまとめ

慢性的な腰痛の改善
今回は【肥満が及ぼす腰痛】について
お伝えしてきました。

 

肥満と言っても腰痛の対策や予防は
基本的に「体操」「ストレッチ」は欠かせません。

腰痛に関してはこの2つが
効果が高いことが実証されています。
(「腰痛が関係する代表的な病気」は除外)

腰痛に関しては肥満だと腰に対していい結果はありません。

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