
生活様式の変化によって今は正座をすることが
極端に減ってしまいました。
椅子に座っていれば背もたれもあって
楽ちんにぼーっと座っておくことが
できるので、いつからか僕たちの
体は「背もたれ依存症」になってしまった(笑)
結果、久々にフロアや畳に座ると
すぐきつくなってしまう・・・
そんな人は
目次
腰痛になりやすい
体になっていますよ。
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正座で腰痛予防
両手をそれぞれ「ハ」の字に股関節の近くにおいて
背筋を伸ばして正座をしてみてほしい。
けっこうきつくないだろうか?
正座は姿勢を整えるのにちょうどいい座り方。
この時に、両カカトをくっつけるように座れると
姿勢の保持がしやすい。
ポイントは
内ももに力をいれること。
これは普通に正座をやってもできませんが
両足のカカトをくっつけるようにすると
内ももに力が入ります。
こんな人は辞めるべき
なるべく上記のようなことを生活の中に取り入れて
姿勢を自分で調整できると、無駄に整骨院に
お金を出さなくても腰痛は予防できます。
しかし、次のことに当てはまる人は辞めた方がいいです。
・正座をして膝が痛くなる人
・正座をして腰痛が増強する人
・正座をしてすぐ痺れが強くなる人
・むくみがある人
・足の循環が悪い人
これに当てはまらなければ
正座で腰痛を予防できるはずです。
上記に当てはまる人が無理やりやっても
逆に痛めてしまう場合があるのでやめて
おきましょう。
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背もたれ依存になると腰痛になりやすい
最初の方で書きましたが、
背もたれ依存症の人は腰痛になりやすい
です。
なぜかというと
その分、他の部分の負担が大きくなる
からです。
どういうことかというと、
たとえば読書を今からするとしましょう。
ソファーの背もたれになっかかって
本を読んでいます。
背もたれがあると自然とそれに依存して
なっかかってしまう。
すると、そのなっかかった分を必ず
どこかで姿勢のコントロールをしています。
たとえばこの場合だと「首」ですね。
なっかかるということは
重心が後ろに移動します。
そうすると体って違和感を感じるんです。
「このまま重心が後ろに移動したら姿勢が取りづらいなぁ~」
という感じで。
それをどうにか補うために首を使って
前に重心を置こうと顔を突出させます。
顔を突出させたことにより
首に多大なストレスがかかります。
このように背もたれに依存したときは
どこかに負担を必ずかけることになります。
腰痛になるのは何も腰の筋肉にストレスを掛け過ぎている
ことだけが原因ではありません。
腰以外の筋肉や関節に負担がかかりすぎて
変な姿勢のコントロールをしようとするから
腰痛が出てしまうことだって原因としては
多いのです。
そうならないためには
体幹が一番筋肉も大きいし、
姿勢を保持しやすい筋肉が
いっぱいついています。
つまりは
背もたれを使って腰痛から身を守るのではなく、
腹筋や腰の筋肉をバランスよく使って腰痛を
出さないようにするべきです。
そのためには
正座の際に体幹がスッと伸びた時の
姿勢を覚えてそれを自然と保持できるように
なることですね。